古本屋をはじめた頃は(もう随分昔のことですが・・・)あまり古い雑誌に面白みを感じていませんでした。
でも今は雑誌こそがその時代時代を一番色濃く映し出しているもので、ノスタルジーを掻き立てるものだと感じています。
古本を扱うにあたって、自分が生きてきた時代以外の時代のことを知る必要があるので、自分の知らない時代の雰囲気を知るためには、その時代の雑誌のページをめくることが一番の方法です。
大正期から戦前の雑誌は、新しい時代への理想に満ちた風潮の中で、武井武雄、初山滋、竹久夢二、恩地孝四郎など才能のある画家がたくさん輩出されました。1922年に創刊された『コドモノクニ』は多色印刷を用いた芸術性の高いものが多く、あと数年で100年を経過するものとは思えないほど、純粋な美しさと新鮮さを失っていません。
昭和30年代~40年代の少年雑誌には『少年画報』・『少年マガジン』・『少年サンデー』・『ぼくら』・『冒険王』などがあります。各社競争の激化により豪華なふろく漫画や、ソノシートを付録した雑誌がたくさん生まれました。その他、大人気だった『プロレス』や『ベースボール』などのスポーツ雑誌や『リボン』・『なかよし』・『ひとみ』などの少女雑誌も人気があります。
1950年代~60年代の『ライフ』や『エスクァイア』などの洋書雑誌も広告ページがおしゃれなので非常に人気があります。
雑誌は特に時代の経過に伴い傷んでしまうものが多く、また当時子どもが読んでいた少年少女雑誌は、捨てられてしまっているか状態の悪いものがほとんどです。
※捨てられてしまって今は残っていないモノと懐かく見て楽しめるモノがキーワードです。
冒険ダン吉カラ―完全復刻版入荷しました!
お正月休み中に片付けを進め、少しスペースが出来てきたなと思った矢先、次から次へと買取のお客様がいらっしゃいます。本当にありがたいことです<(_ _)>
(ちと、お買い上げいただくお客様が少ないのが気になるところですが・・・)
今日は『冒険ダン吉』『冒険ダン吉無敵軍』『冒険ダン吉大遠征』のカラ―完全復刻版が入荷しました。
他にも、大城のぼるの『愉快な鐵工所』『汽車旅行』の復刻版も入荷しています。
調布パルコの古本市も好調ですので、次の補充の際に持っていくかもしれません。
古いマンガ、少年少女雑誌、ふろく漫画なども集めています。
古書は経年劣化しますので、状態が悪いものでも捨てたりせずにまずはご相談ください(*^_^*)
文紀堂書店 調布仙川店(京王線仙川駅徒歩5分)
東京都調布市仙川町1-30-1 第2三栄ビル104
0120-540-446 出張古本買取専用フリーダイヤル
090-6040-5622 お急ぎの場合はこちらへお願いいたします(店主・佐藤)
2019/01/13
SKDファンの雑誌入荷しました
昭和20年代後半から30年前半の松竹歌劇が入荷しました。
川路龍子と美空ひばりの対談特集もあります。
お店にご来店いただいたおばあちゃんも「懐かしいわぁ~」としげしげと眺めておられました。
30冊ほどあります。状態も良好なのでおすすめです。
文紀堂書店 調布仙川店(京王線仙川駅徒歩5分)
東京都調布市仙川町1-30-1 第2三栄ビル104
0120-540-446 出張古本買取専用フリーダイヤル
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2018/08/16
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